喉頭がん,喉頭ガン,喉頭癌の初期症状,喫煙・飲酒等の原因,生存率,転移,放射線治療,病院,失語,専門医,日記などの情報をお届けします。
喉頭がん(こうとうがん)という病名は聞いたことがありますよね。 喉頭(こうとう)と呼ばれる部位は、喉仏(のどぼとけ)=甲状軟骨先端にあって、内側が粘膜に包まれた箱のような形状になっているものだそうです。
喉頭の機能としては、声帯振動による発声、気道(空気の通り道)の確保、、食物が気管内へ流入することの防止などがあげられます。 喉頭がんにかかり、喉頭がんが進行するのに伴って、この重要な機能に障害が発生してきます。
日本では、喉頭がんにかかる率は、それほど高くはありません。
人口10万人あたり、約3人位の罹患率となっているそうです。
喉頭がんは、特に男性に顕著に発生しやすい病気です。 喉頭がんによる罹患率・死亡率は、いずれも男性が女性の約10倍という数字になっています。
男性の場合、年齢的には、50歳代〜80歳代で飛躍的に増えていきます。 その一方で、女性の場合も加齢により増加しますが、男性のように飛躍的な増え方はしないようです。
喉頭がんの原因としてあげられるのが、まず、喫煙、次に、飲酒、そして、やや特殊なのが、昨今話題になっているアスベストによるものです。
喫煙、飲酒のそれぞれが、継続することで喉頭がんの危険性を増大させるとともに、両方が重なることにより、さらに、リスクを高めるものと認識されています。 喉頭がんの患者の100人中96人以上が喫煙者であるというデータも発表されているようです。
喫煙が、喉頭がんにかかるリスクを極めて大きくしていることは、一目瞭然と言えることなのでしょう。 喫煙者が、ゼロになれば、喉頭がんにかかる人数は、現状の30分の1程度になるのではないかという指摘もあるようです。 なお、高齢者の罹患率が、飛躍的に高くなるということは、長年継続して喫煙を続けることのリスクを物語っているのではないでしょうか。
次に、飲酒にですが、こちらも、やはり、毎日のように大量の飲酒を続けることで、喉頭がんにかかる危険性も高くなると言えるようです。
酒量を抑えるとともに、飲酒回数を減らす・休肝日を設けることが、喉頭がんのリスクを下げる方法になるということですね。
したがって、喫煙と飲酒、長年両方を続けてきた人は、かなり喉頭がんにかかる危険性が高くなっているといっていいと思います。 手遅れかどうかわかりませんが、生活習慣を見直されてはいかがでしょうか。
アスベストに関しては、自らの意志でどうこうということではないので、何とも防ぎようはないようです。しかしながら、アスベストに関係する仕事をしたことがないか、身近な所にアスベストが使われていないか、住んでいる場所の近くにアスベスト工場などがなかったかなど、一度よく思い出してみる必要があるかもしれませんね。
喉頭がんの初期症状としては、特に声門がんの場合は、大体の人に、声がれが見られるそうです。声がれとは、声がザラザラしたり、ガラガラになったりすることで、こういう状態が1か月以上続くような場合は、専門病院・専門医に診てもらう必要があるでしょう。
また、喉頭がんでも、声門上がんの初期症状の場合は、食べ物を飲み込む際に痛みや異物感を感じることが多いそうです。いがらっぽい感じがすることもあるようです。 気になるときは、早めに専門のお医者さんにかかった方がよさそうですね。
喉頭がんは、進行状況により、I〜IV期に分けられますが、早期に発見できれば、I期の場合は、約9割以上が放射線療法により治療可能です。喉頭がん全期としても、5年生存率で、約7割ほどだそうです。
喉頭がんは、かかったからと言って決して治らない病気というわけではありませんので、早期発見・早期治療を心がけてくださいね。
他部位への転移は別にして、喉頭がんの治療では、最悪の場合、喉頭全摘出といった処置が施されることもあるそうです。
ただし、その場合でも、食事にはあまり支障が出ないようですし、失語についても、多少不自由はありますが、携帯できる発声補助具もありますので、あまり無用な心配はされない方がいいのではないかと思います。
私の知り合いの方でも、補助具を使用して会話をされている方がいらしゃいますが、慣れれば、十分おっしゃっている内容がわかりますので。
とはいえ、喫煙や飲酒の機会を減らしていくことが、喉頭がん予防には一番効果的であることは間違いないようです。