紳士用帽子,ハット,キャップ,ブランド,小物,かばん,シャツ,日傘,帽子屋などの情報をお届けします。
紳士用帽子というのは、時代が変わるのと歩調を合わせてきました。
紳士用帽子は、いろいろと変遷を経て、現在のような多様なスタイルのなってきました。
紳士用帽子は、大きく分けると、ハードタイプのものと、ソフトタイプのものに分けられます。昔のものは、ハードタイプが多く、時代を下るにつれて、ソフトタイプが受け入れられるようになりました。
まず、ハードタイプの紳士服用帽子を見てみましょう。 「トップハット」といわれる紳士用帽子、これは、円筒形の作りになっています。 シルク・ファーフェルトといった素材が、主に使われています。また、シルクやフェルトなどがリボンの部分に使用されています。 「トップハット」という紳士用帽子は、英国製のものです。したがって、日本人が被った場合、頭の形にフィットしないことがあり、シルエットが美しくなかったり、そもその被ることが困難だったりすることもあります。
もともと、ハードタイプのものは、変形が困難なものです。はじめから、オーダーメードで、自分の頭の形にフィットするものを作られるのがおすすめです。
同じく、ハードタイプのものとして、「ボーラー」という紳士用帽子があります。 こちらは、フェルト製で、半球の形になっています。 いわゆる「山高帽」のことです。 19世紀半ばに登場しましたが、乗馬用帽子として広く使われていました。流行りすたりもあるもので、20世紀の前半までにはあまり使用されなくなってしまったとのことです。
次に、ソフトハットについて、お話しましょう。 ソフトハットというのは、いわゆる「中折れ帽」のことで、素材にはやはりフェルトが使用されています。 ハードハットが格式ばった感じなのに対して、ソフトハットは、日常用として幅広い層に使われるようになりました。 このタイプには、「トリルビー」あるいは「フェドーラ」と呼ばれる紳士用帽子があります。
もっと柔らかいタイプの紳士用帽子も登場してきました。 「ローラーハット」や「クラッシャーハット」というもので、スーパーソフトハットと言われています。 特徴としては、形が比較的自由に変えられるので、好みに合わせて形を崩したりして楽しむことができる点でしょう。
本来、紳士用帽子というものは、屋外で被るのが基本でありました。 したがって、室内で帽子を脱ぐのは常識でしたし、それ以外でも、挨拶するとき、女性の面前、知り合いに出会ったときなども同様に帽子を脱ぐのが紳士の作法であるようです。 相手に不愉快な思いをさせないということが基本ではありますが、時代の移り変わりによって、習慣や常識も変化していかざるを得ないことも認める必要があるでしょう。 昨今では、あらゆる場面で、帽子を被ることにあまり違和感が持たれないようになってきているようです。
ソフトなキャップにバンダナをコーデするなんていうのも、おしゃれな使い方で、ファッションセンスとしては、ありかな思ったりもします。 紳士用帽子は、それ単体で完結するものではなく、その日その時の服装とのコーディネートや場所柄などへの配慮といったものも必要になってきます。帽子が歩いているなどと言われないように、十分気をつけたいものです。
ところで、女性用帽子の場合は、少し違っていて、もともと、服飾・洋装の一部分というとらえ方がされており、ピンなどで固定されていたりしますので、紳士用と扱いが別で、基本的には、室内でも被ったままで構わないということになっているようです。 ただし、ふさわしくない場所へは、最初から着用していかないということが常識といえるかもしれません。